現在日本で看護師として就業している人数はおよそ150万人と言われていますが、2025年までに看護師の数は200万人必要だという政府発表があります。そのため、看護師にとっては売り手市場がしばらく続くことは確実です。
そのような中、転職を考えている看護師が知っておくべきポイントがあります。それは、求人情報で使われる用語の意味です。
何度も転職を繰り返していても知らない場合も多いのが、求人情報の「週休2日制」という言葉と「完全週休2日制」の言葉の違いです。
「完全週休2日制」とは毎週2日間必ず休みがあるということを意味し、「週休2日制」とは週に2回休みがある週が毎月1回はあるということを意味しています。求人に「週休2日制」と記載している企業だからといって毎週2日間休むことができるわけではないので、くれぐれも注意しましょう。
また、病院の中には「4週8休」という表現の求人を出しているところもあります。
これは、必ずしも「完全週休2日制」というわけではありません。4週間のうち、8日間が休みということを意味しているだけです。
あくまでもトータルで8日間休みがあるということなので、週によっては3日も休みがあることもあれば、週に1回しか休みがないこともあります。
他にも、応募する病院が救急指定の病院なら急患を受け入れるので、夜間でも忙しい可能性が高くなります。そのため、病床数と看護師の数を見比べて忙しさをある程度予測することも大切です。